こんにちは、ファソラです。
今回は、2018年公開の映画「ヴェノム」について書きたいと思います。
この映画は、マーベル・コミックの「スパイダーマン」のスピンオフとして考えられていたようですので、観てて、どこかスパイダーマンに似てるなと思わせるところが満載です。
「スパイダーマン」だと、手から伸びる蜘蛛の糸のような物が、高層ビルとかを飛び回る手段になってますけど、ヴェノムは人間の体に同化しているので、もっと手軽というか、有効的なやり方で身動きが楽なのかなって思ったりします。
そして「スパイダーマン」は、蜘蛛に噛まれてしまったことからスーパーパワーを持つようになりますが、「ヴェノム」は地球外生命体であるシンビオートが主人公であるエディ・ブロックに寄生してしまい、そこから彼は、彼の意思に関係無く住み込んじゃった(?)ヴェノムと仲良くなって(違うな)地球を守る・・・ことに使命を感じちゃうんです。
このエディの役をなさっているのは、トム・ハーディさん。
この方は、映画「レヴェナント・蘇えりし者」ではアカデミー助演男優賞にノミネートされたり、他にも色々受賞されている俳優さんです。
すっごく二枚目ってわけじゃないですが(うわっ!ごめんなさい!)親しみのある優しい感じの俳優さんですね。(褒めているんです・・・!)
さて、
もう1人の主人公(?)である、ヴェノムさんですが、(さん?)彼曰く(彼?)地球に来たのは食事の為だったそうな。
人間は彼らのご飯なんですよね。
大体、人間を頭からパクッと大きな口で食べるようですので、食べられてしまう立場の方といたしましては、極端に拒否をさせてもらいたいなって切実にお願いしたくなるわけです。
でも、ヴェノムは、人間を無闇に食べるのを中断するんです。
それは、エディが、そうさせたらしいんですよね。
宇宙人にも色々と階級というか、差別みたいなのがあるんでしょうか?
因みにヴェノムは、自分のことを負け犬だって言ってます。
宇宙人も悩んだりするんですね。
でも、
ヴェノムって、英語が上手い。(多分、どの言語もパーフェクト)
ヴェノムって、恋愛に詳しい。(一度、恋愛について彼と語り合いたい)
ヴェノムって、笑いのセンスがある。(本人は笑わせようとは考えてないだろうけど)
ヴェノムって、怒ると怖い。(特に、寄生虫とかって言葉は禁句)
ヴェノムって、友人を命懸けで守ろうとする。(エディのことがめちゃ好き)
ってことで、何だか、人間っぽい。
いや、人間より人間っぽい。
脚本、上手いですね〜!
キャラ設定、上手すぎ!
で、いつもファソラは主人公以外のことに目が行きやすいので、この映画も、1人、面白いって人見つけちゃいました。
ってか、こんな人、もしいたら、いいんじゃない?っていう感じですかね。
それは、エディと別れた元婚約者のアニーが付き合いだした外科医のダン・ルイス。
はっきりいって、そんなにパッと輝くタイプじゃないけど、(ごめん)何というか、こんな人だったら付き合ってても楽しいだろうなって感じの人。
自分が付き合いだした女性の前に、別れたとはいえ、元の婚約者がちょくちょく現れても動じない。
というか、どっちかというと、真剣に彼の心配をしててくれる。
いい人だな〜。
アニーも、何だかんだって、エディを助けようとするんだから、もしかしたら、エディには、そういういい人タイプを惹きつけるものがあるのかな?
悪人しか食べないってヴェノムはエディと約束したけど、どうやって悪人って分かるのかな?(フィーリング?)
良い人、悪い人を見分けるのって、そう簡単に一筋縄じゃ行かない気がしますが、どうなんでしょうね?
良さそうに見える人が実はとんでもなく悪い人だったり、逆にとんでもなく悪そうな人が実際は心の綺麗な人だったりするわけですから。
SFとして、アクションとして、そしてコメディとしても観られる面白い映画だと思いますので、お時間があったら是非一度ご鑑賞してみたらいかがでしょうか?
最後まで読んで頂き有難う御座いました!